EAコラム(2) EAが巻き起こした悲劇 ①
前回のコラムでは、雨後の筍のごとく立ち上がっていったEAプロジェクトのうち、現在も元気に継続されているのが果たしてどれだけ残存しているか、という問題提起をしました。今号から3回にわたって、筆者が目撃したEAを取り巻く人々が遭遇した悲劇を紹介しつつ、EAが継続されない背景について迫ってみたいと思います。(前回の告知とタイトルが変わりましたが、小さいことは気にせず果敢に攻めます。)この話を始めるにあたっ...
View ArticleEAコラム(3) EAが巻き起こした悲劇 ②
(前回からの続き) 筆者は耳に届くEAの評判があまりに悪いことに居ても立ってもいられなくなり、周りにいるEAプロジェクトの関係者に本当のところを確認しに行きました。数多くの似非EA(EAという名の単なるドキュメント生産活動)に遭遇したのはその時でした。 霞ヶ関関係者がボヤきます。 「偉い人たちが決めた無茶なスケジュール通りにEAをやらないといけない」...
View ArticleEAコラム(4) EAが巻き起こした悲劇 ③
(前回からの続き) EAガイドラインは260ページを超える大作なのですが、実はそのうちの半分をドキュメントの書き方で占められています。ページが多く割かれている分、かなり詳細にわたって記述されていますので、EAガイドラインに従えばドキュメント生産をどんどん進めていくことができます。...
View ArticleEAコラム(5) EA来襲 その時歴史は動かなかった ①
前回までのコラムで、霞ヶ関によるEAの持ち込み方がまずかったせいで、様々な悲劇を生んでしまったことを書きました。3回にわたって書くとは霞ヶ関に何か恨みでもあるのかと、とある方からご指摘を賜りました。霞ヶ関の官庁様にはこれまでいろいろな仕事をさせていただいた恩こそあれ、恨みつらみは一切ございませんので、この場を借りて補足させていただきます。...
View ArticleEAコラム(6) EA来襲 その時歴史は動かなかった ②
(前回からの続き)業務・システムの最適化の登場 バブル崩壊後は税収も芳しくなく、政府もITにこれまでのようにジャブジャブ予算を突っ込んでもいられません。民間企業では当たり前のことですが、遅まきながら政府も「成果主義」と「投資対効果」の視点から、「業務プロセス等の抜本的見直し」に取り掛かります。...
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